2015年5月27日水曜日

暑い季節に


ぶち暑くなってきましたね。

熱中症対策はしているでしょうか?

しっかりぶち水分を取って下さいね。

ってことでカスヤの自販機をぶち紹介します。

100円から110円のぶち格安のジュースがよりどりみどり。

しかも、なんと、

当たり付!!!

777がそろって当たった時のあの感動はぶちやばいです。

一番人気があるのは「ぐんぐんグルト」で、

次は「スイートキッス」と「ポカリスイエット」です。

是非ジュースを買って777の感動を存分にぶち味わって下さい。




大好評の糟谷茂男の弟、篤二の昔の話第8話を載せます



草笛

 川端のうまごやしの花や野苺の中にまぢって小さい経の(さや)の実を結ぶ豆かの草がある。その莢をとって堅にしこぎ、中の実を出すと ショウビイビイ といふ草笛が出来た。唇にあて、フッと呼吸を出すと「プッ」とか「プーッ」とか鳴った。そこで呼吸をつづけて強く弱くするとショウビイビイと鳴った。
子守をしている町の女の友達と川原へいってはこの笛をつくった。晩春、初夏のもの静かな夕暮をみんなで合はせつ、
                    ショウ
                    ショウ
                    ショ ビイ ビイ
と吹いて何時まで立っても帰そこね田仕事の父母を待った。




2015年5月14日木曜日

連想ゲーム

カスヤには高齢のお客さんがよく来ます。

そうすると商品の名前がでてこないことが度々あります。

本だけでなく文具も扱っているので商品が色々あるんです。


「あの~アレはないですか?あの黒いの!!」


あ~あの黒いのね!! え~と.........アレ?

く......黒いの??????


黒色の何か..........................何でしょう??????


こんなことが週に何回もあります。

もうこうなったら連想ゲームが始まります。

相手のヒントをできるだけ多く聞けば勝ち!!

「あ~アレね!!あの黒いのね!!」ってなるわけです。

時々わざとやっているのではないだろうかと思うときもあります。



今日は雨で急に肌寒くなったので

しまっておいたストーブを引っ張りだして暖を取っています。

めちゃくちゃ暑くなったり寒くなったり寒暖差が激しいので風邪を

ひかないように気をつけます。

今話題のにんたまジャムを作って予防するつもりです。


今日の一冊:にんたまジャムで作る免疫力スープ 魔法のひとさじで体質改善!


村上祥子/著
出版社名 : ブックマン社
出版年月 : 2014年12月
ISBNコード :978-4-89308-831-4 

税込価格 : 1,512円
頁数・縦 : 151P 21cm



2015年5月10日日曜日

配達中に

大自然に囲まれた鹿足郡内を配達中には色々な動物に出会います。

先週の金曜日にはキジが道路を横切っているのを見ました。

「キジ」の画像検索結果

車が来ても、飛ばずに走ってよけるキジ。

対向車が来てはさみうちになったら危ないので飛ぼうね!

昨日は子ザルが道路を横切り標識の上へ登っていくのを見ました。

野良犬は普通にいるので、キジ、サル、イヌで

後は日本一綺麗な清流高津川に大きな桃が

どんぶらこっこと流れてくるのを待つだけです。

きびだんごの代わりに和洋菓子処中田屋本舗錦華饅頭

をあげれば必ずついてくるでしょう。

今日は母の日。

母の日の本をおかあさんと一緒に読んで楽しみましょう。


大好評の糟谷篤二の昔の話第七話を載せます。




さがしもの

 春の遊びとかぎったことはないが夕飯の遅い百姓家の子供達は誰いふとなく広場に集ってきてさがしものをしたりした。めいめい見覚えのガラスの破片や陶器の破片を相手にみせあってそれを土の中や石の下にかくした。それを早く探しあてたものが勝だった。
ぐろもんぢ(蟻地獄のこと)のいるお旅所(たびどころ)の家根の下でそんなことをして遊んだ。

2015年5月7日木曜日

母の日にオススメの本たち


出版社名 :ブロンズ新社
出版年月 :2006年3月
ISBNコード :978-4-89309-382-0
(4-89309-382-7)
税込価格 :1,296円






まずゲオルグ・ハレンスレーベンさんによる絵が

とてもかわいいです。

アン・グットマンさんによる文章もとてもやさしくて素敵です。

最期のおかあさんのことばに泣かされます。

母の日に是非親子で読んで欲しい一冊です。


おかあさんとあたし。1&2
ムラマツエリコ/著 なかがわみどり/著
出版社名 :大和書房
出版年月 :2014年4月
ISBNコード :978-4-479-67081-0
(4-479-67081-5)
税込価格 :1,620円






読んでいると自分のおかあさんとの記憶が思い出されます。

あたたかくやさしい記憶、懐かしさが蘇ってきて、

おかあさんに「ありがとう」と言いたくなります。

最期の方に自分で書き込むページもあるので

是非そこに書き込んで

母の日におかあさんにプレゼントすると良いでしょう。

おかあさんと一緒に読んでこんなこともあったねっと

昔の思い出を話したくなる一冊です。


おかあさんだいすきだよ
みやにしたつや/作絵
出版社名 :金の星社
出版年月 :2014年2月
ISBNコード :978-4-323-07275-3
(4-323-07275-9)
税込価格 :1,296円






優しい絵のタッチと、『子供はみんなお母さんが大好き』という

作者からの思いが伝わってくる心温まる絵本です。

お母さんという存在が子供達にとってなにより大切な存在で、

お母さんにとっても子供がなによりも大切な存在で

ある事を思い出させてくれるような内容です。

大人になっても親子は親子。

小さなお子さんだけでなく、様々な世代の家族が

母の日に読んでほしい1冊です。





いたどり水車

 春になると(わらび)とりにいった。峠を越した堤のほとりでも採ったが時には山を幾つか越えて遠い遠い滝のある処まで行くことがあった。そんな時は背に負ひきれぬ位沢山とった。その帰り道に大きないたどり折って帰った。いたどりは食べれば酸っぱかったが遊びごとにもつかった。大きいいたどりを二寸位にきって其両端を五分位の深さで少さく切り込み水の中へ入れて置くとその切れ端がぐるッと反りかへった。いたどりは竹の様に中が空いているので、其の中へ細い竹の軸をとほすともう水車が出来上がる。家の前の小川はそろそろ田植ちかくなるのでぐっと水が減っている。これに石を二つ置いて水車の竹軸をわたすと、いたどりは反りかえったところに流れをうけてくるくるくるとまはる。水の流れが迅ければ小さい水玉をはねあげてその可愛さといったらない。五月の晴れやかな流れのあちこちで此の掛け忘れられた水車がいつまでも廻っていることがあった。

2015年5月4日月曜日

トランスフォーム ウシとその仲間たち







知育おもちゃの最高峰トランスフォーム。

ウシだけでなく、顔のベースや鼻などのパーツを替える(トランスフォーム)するだけで、約8種類の動物に変身することができます。

また他のシリース<ライオンとその仲間たち>や<お猿とその仲間たち>の3種類を合わせると、全部で192種類もの動物に変身sる事ができます!

マホガニーやチークなどの高級自然木材を使用しているのでパーツごとに色合いを楽しめます。また環境にやさしい植物油をハンドメイドで仕上げています。


ジョイントの磁石は、360度回転可能なので自由にポーズが替えられ、トランスフォームを楽しめます。


想像性を高め、手を動かす遊びが生まれ、同時に頭の中でストーリーを創造するというアート(美術)教育の基礎学習を目的とし、磁石やジョイントによりまったく別の形に生まれ変わるトランスフォーマー・トーイ

発売から、その高い教育性とクオリティが認められ、欧州などで賞を受賞しています。




大好評の昔の暮らし第五話、

花見

 四月三日頃が節句なので、男の子も節句の御馳走をもって花見にいった。前の晩、僕達が寝てしまって後までも母はことことと御馳走をつくっていた。それを重箱に入れて、さそひあって見晴らしのよい山へ登っていった。山の上では御馳走のとりかへ等をやってただ食べた。‥‥まっ黒い羊羹にへばりつく青い蘭の、白い蓮、波のようにきってあるかまぼこ、それにゆで卵を紅で染め斜に切った切口の黄色と白い色の鮮かさ、てんぷらや煮物、それに壽司、巻壽司、寿司の上には焼き卵子が少さく菱形に切ってふりかけてあった。そんなものが黒い重箱に配色よくぎっしりとつまっていた。小奇麗な御馳走が色あざやかに入れてあるのは実に美しかった。兄と僕は全く同じものをそれぞれ作ってもらって山へいった。
四月八日 あま茶(花祭り)

2015年5月1日金曜日

タッチペン兼ボールペンのスタイラスC1



携帯に便利で、デジタル・アナログ両方に対応できる商品です。
① 1本で油性ボールペンとタッチペン(静電容量方式用)が使えます。

② 軸にアルミ素材を使用していて軽量(16.9g)、コンパクトな形状で携帯に便利です。

③ 軸にアルミ素材、タッチ部にソフト導電性シリコンゴムを採用。タッチペンの感度が高く、スマートフォンやタブレットをストレスなく操作できます。

④ ボールペンは4C芯を採用のため、中芯交換の際にゼブラの豊富なラインナップから選べます。
(油性インク・ジェルインク・ゼブラ独自のエマルジョンインク)

⑤ 高級感のあるメタリックなデザインと高い機能性に対し、¥410(税込み)という抜群のコストパフォーマンス。
液晶面を汚したくない場合や、タブレットを使用したプレゼンシーン、ゲームなど、さまざまなシーンで便利に活用できます。

スマフォやタブレットの画面に指紋がつくのが嫌な人にお薦めの商品です。

大好評の糟谷篤ニによる昔の話第四話を載せます。

あまのぢやく

 兄と僕はよく[1]母のいふことにそむいた。そうすると「お前らの様なものは()()()()()()といふもんぜと言はれた。「あまのぢやく ちやぁ、何ぢやろうかい」といって又口ごたえをした。そうして母を困らせた。とうとう「お寺にはあまのぢやくが居るから、今度連れていってみせてやるといふことを約束した。三月のまだ寒いころ涅槃さあがあった。僕達はいよいよ()()()()()()を見せて貰うことになったので母についてお寺に行った。すると本堂の壁に襖三枚位の大きな掛図が掛けてあった。それには一面に金泥が塗ってあって古めかしく(いわ)にお釈迦様が寝て居られ、その廻りを大勢の人がとりまいていた。下の方には像や稚子や蛇や数多くの鳥獣が極彩色で怪しく画かれてあった。空には雲がたれ人々の後ろには青い木立と枯れた木が立っていた。そうして左の方は川の波がゆれうごいていた。何か悲しいような厳そかな怪しい気に満ちていた。見ればとりまいている人々は眉をよせ、目に手をあて、衣で顔をおほひどれも泣いている顔ばかりである。たった一人、その中で天をみあげて泣き笑いをしているような人がいた。「そーら、これがあまのぢやくぜ。笑うちよろーがや」と恐る恐る母が指さした。あまのぢやくは笑っている。みんな悲しそうな静かな此の中であまのぢやくだけが天をみあげて笑っている。僕達は何ともいへぬ不思議な気持ちで繪をみ入った。そうしてわけのわからぬ怪しさの中へ引づられた。僕達は母の袖をひいて小声でそのわけを尋ねた。「お釈迦さまが死にんさったのでお弟子や鳥やけものがみんな悲しんで泣いて居るのに、あの()()()()()()だけたった一人笑ふちょろーがや。人がああいへばこう言ひ、こう言へばああゆうて反(タイ)するのがあまのぢやくちゆうものいや」と言った。
大きい口を開けて思ふ存分笑ふている()()()()()()が、川も木も泣いているような静かな静かなこの繪を一層静かに淋しくしているようにみえた。死なれたお釈迦さんはどうなったのか。泣いている人々はどうするんだろうかと怪しくゆらめく金泥の繪がこの世ならぬ不思議な世界へ僕達を連れていった。
その不思議な繪は毎年春になると掛けられるといふことだった。竹藪がゆさゆさとおほひかぶさっているこのお寺はあまり行ってしたしむ程のものはなかったが春になるとあの絵のことを思い出した。


[1] 糟谷(とし)のこと。旧姓河野敏。一男の妻。