2016年6月30日木曜日

カスヤ書店創業者


カスヤ書店創業者、糟谷一男。 釣りが好きだったようです。

写真は昔のおんぎゅう橋から大岡山方面をバックに撮影されたもの。

2016年6月29日水曜日

6月おわり


もうすぐ6月も終わりそうです。

暑い7月がすぐそこまできています。

以前は雨が降ると店内に雨漏りがする所がありましたが、

本格的な梅雨に入る前に直してもらっておいてよかったです。

雨漏りして本が濡れると返品できなくなるのでただごとじゃないです。

明日も雨降りの朝かな。


「翻訳できない世界のことば」という本が面白いです。



ひとつ紹介します。

IKUTSUARPOK
イクトゥアルポク/イヌイット語

だれか来ているのではないかと期待して、
何度も何度も外に出てみてみること。


ニューヨークタイムズベストセラーの本で、

現在e-honのランキングでも第一位の今大人気の本です。

2016年6月27日月曜日

亀山

 備中屋がなくなって後ろの山がよく見えるようになりました。

この山の中には高速道路のトンネルが通っています。

亀の形に似ていることから亀山と呼ばれています。


たしかに亀の甲羅みたいだと思います。

ここに次は何が建設されるのでしょう。

国道に繋がる道ができると便利だという声をよくききます。




糟谷茂男の弟、篤二の昔の話第18話を載せます。

六、うなぎ籠
 竹で編んだ鰻籠にみみずを一杯入れてそれに草をつめこみ鰻が上りそうな川の流れに這り口を下にして漬けた。鰻は夜になるとみみずの匂ひを嗅いで穴から出て流れをのぼり籠の中へ入った。入った鰻は外へ逃げられないように口のところが内側へササラの様になっていた。夏の夕方になると友達をさそってうなぎ籠をかついで川へいった。入る入らぬは漬け工合によるので、口の処は特に大事にして苔石でうまく口をつくった。そうして籠が流れぬように石をかぶせて帰ってきた。僕は水を泳ぐことが出来ぬので籠をつけることが出来なかったが兄達は背丈以上の深い水にもぐって漬けた。深いだけ鰻は大きいのが獲れた。そうして漬けてかえってから夕飯を食べていると父が「そーら、鰻がのぼりはじめたぞ」といった。兄も僕も鰻ののぼる様が目にみえて、みぢかい夏の夜の夢をむすんだ。あくる朝は早く飛起きて稲の中の小道を川へ急いだ。裾やぞうりを稲の露にぬらしつつ爽やかな心持になっていった。籠を引張りあげて竪にふるとどさりといって何ともいへぬ張り満ちた気持ちになった。鰻が入っていると手應(てごたえ)があった。そうすると河原をかけあがって逃げる恐れのないところで籠の中の音をきいた。グ‥‥‥と鳴く声がした。入り口をみるとササラがねっとりと鰻の油をつけていた。二人は駆けて家へ帰り「オ~イ。入ったぞ入ったぞ」と大さわぎをした。胡瓜の花のさいている庭先でそれを桶に入れた。
鰻にはゴマを吹いた様なゴマ鰻もいた。耳のはいているような大鰻もいた。時には小さいのがそろって二つ入っていることもあった。時たまかにやぼんこつが入っていてくやしまぎれに道に叩きつけたりしたこともあった。

2016年6月23日木曜日

松乃湯のアジサイ

吉賀町には色々なアジサイスポットがありますが、

松乃湯のアジサイは綺麗です。









なんか暑いなと思ったら蝉が鳴いていました。ほぼ夏ですね。


2016年6月21日火曜日

アジサイ

吉賀町の所々に綺麗なアジサイが咲いています。

写真を撮ろう撮ろうと思っていましたがとってませんでした。

夜中にすごい雨が降って、日中はパラパラと降っていました。

やっと本格的な梅雨がやってきたようで、じめじめして

呼吸しづらいです。






糟谷茂男の弟、篤二の昔の話第17話を載せます。

1、さぐり
 石の下や柳の下には(はえ)がいた。すばしこい者はその小さい孔に手を入れて魚をとった。柳の葉の匂ふ中にふかく入りこんで、両方の手を色々につかって魚の隠れている穴を探した。バチャバチャと音がして大きな赤松(はえ)といふのを握ることがあった。赤松鮠は鮠が大きくなって腹の下が赤松のように色づいていた。この魚は子供仲間では尊重された。
運がよくて穴に手を入れたとき何匹も何匹もいてどれから握ってよいのかもわからず手の上でバチバチはねることもあった。かと思ふと魚の尾が指先にふれるのに手が進まず止めねばならぬことがあった。一度慶一君は大きなカニに手をはさまれて始めて泣き声をあげたことがあった。

2016年6月20日月曜日

付録付き雑誌の魅力



今日発売のリンネル8月号の付録はとても魅力的です。

ぶち魅力的です。

リサ・ラーソン

保冷バッグ驚きの3個セット
【付録1】はりねずみ柄保冷ランチバッグ
【付録2】猫のマイキー柄ペットボトルホルダー
【付録3】猫のミンミ柄デザート保冷トート


3個もついています!!

カスヤ書店ではすぐに売り切れてしまいました。

蒼井優さんのロングインタビューや菊池亜希子さんの連載などもとても魅力的です。


今日はじめじめじめして暑かった。

岡崎慎司の本、 未到 奇跡の一年 入荷しました。


未到 奇跡の一年
ベスト新書 524
岡崎慎司/著
出版社名 : ベストセラーズ
出版年月 : 2016年6月
ISBNコード : 978-4-584-12524-3 
(4-584-12524-4)
税込価格 : 842円

糟谷茂男の弟、篤二の昔の話第16話を載せます。

1、ぼんこつ(魚の名)

()()にそっくり似て()()よりずっと大きい、口や頭が馬鹿に大きな、うすのろの()()()を釣るのは最もみやすかった。石の下や岸の穴にいて灰褐色や黒い色をして背には型をかいていたが仲々のぼんやりで一回釣りそこなっても又喰ひつくので僕達にはしたしまれなじみ深かった。小さいのは一二寸から大きいのは四五寸もあって、そんなに大きな奴は()()()とよばれていた。又川下の方には鮎を食ふ鮎掛ぼんこといふのがいるといふことだった。

2016年6月18日土曜日

今年の高津川の鮎は


今年の高津川の鮎は少ないそうです。

晴れた日に釣り人が少ない川を見ていると納得します。

写真は日原の道の駅の後ろの高津川です。

とても綺麗でした。

今日は夏のような暑さでした。明日は雨になるそうです。

カープが2日連続で逆転勝ち。

今年は優勝するのだろうか。



オバマ広島演説 対訳

来週入荷予定の注目の本です。 税込み756円です。


糟谷茂男の弟、篤二の昔の話第15話を載せます。

1、せいさく(魚の名)
 同じく刺す魚に()()()()がいた。この魚が刺すとぎぎゅうどころでなく医者にかかる程痛かった。せいさくは岸の穴ふかく住んでいて紫がかった碧の魚である。髭もあるが鰭が竹をそいだように刺をなしていた。せいさくは鰻のように夜出てあるく魚である。

2016年6月14日火曜日

蛍のひかり

蛍の季節真っ盛りです。

ほ~た~るの~ひ~か~り~ま~ど~の雪~

っと何気に歌っていましたがなぜ蛍の季節に窓の雪なのでしょう。

調べてみると一番の歌詞の意味は、

蛍の光や雪に反射して窓から差し込む月の光を使って
書物を読む日々を重ねていると
いつの間にか年月が過ぎ去っていき

今朝は杉でできた扉を開けてクラスメートと別れていく

らしいです。なるほど。

昔、電気がない時代は夜は暗いから蛍の光や雪の反射光を使って

勉強していたんですね。


吉賀町でほたるがたくさんでる所は注連川です。

ゆららのホタルバスも宿泊客を乗せてほたるを見にきます。(無料)

立河内のローソンの後ろの方の川にもたくさんいます。

蔵木の蔵木燃料の後ろの川にもたくさんいます。

子どものころはおじいちゃんと竹ぼうきをもって川へホタル狩りをしによく行きました。


蛍火や 祖父のおもかげ 蘇えり




糟谷茂男の弟、篤二の昔の話第14話を載せます。


河あそび
2、 ぎぎゅう(魚の名)
 川の浅瀬の苔石の下には、鯰(なまず)の様な赤い魚がいた。僕達はそれをぎ(・)ぎ(・)ゅ(・)う(・)とよんだ。ぎぎゅうはひげをはやしていて大きいのになると三四寸もあった。苔の久しくかかった平たい石の下には大抵これが住んでいたので、川へゆくとすぐ石をはぐった。すると砂の濁りがたち、その中に赤いぎ(・)ぎ(・)ゅ(・)う(・)がうろたへた。手で握っては髭で刺されるので髭にはさはらぬ様にうまく握らねばならなかった。その髭に刺されると一日中痛かった。幼い指を刺されたあの伊丹が郷愁に似てなつかしい。




2016年6月8日水曜日

暑いのか寒いのか

6月8日。

最近暑いのか寒いのかわからない気候で、

風邪をひいている人が多いです。

みなさんは大丈夫でしょうか?

熱中症になる人もいるので水分補給をこまめにして

熱中症にならないようにしています。


全国書店ネットワークe-honでは本だけでなくCDやDVDも

購入できます。

ただ今e-honでは期間限定で洋楽2CDベストが1800円!

お買い得です。

ここからはe-honを参照します。

今ならお得!ワーナーの洋楽2枚組ベストが、8/31までの期間限定で、本体価格1800円!(税込1944円)期間中でも、各銘柄の在庫がなくなり次第終了となりますので、お早めにお求めください。



ザ・ディフィニティヴ・モンキーズ
ザ・モンキーズ


グレイテスト・ヒッツ
レイ・チャールズ



ザ・ディフィニティヴ・ポップ・コレクション
フランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズ

セレブレイション~マドンナ・オールタイム・ベスト<2CDベスト 1800>
マドンナ

オール・ザ・ベスト
ティナ・ターナー

ヴェリー・ベスト・オブ・ジャクソン・ブラウン
ジャクソン・ブラウン

夜霧のしのび逢い~クロード・チアリ・ベスト
クロード・チアリ

などなど曲数が30曲を超えるアルバムが多く大変お買い得です。


詳しくは上記のリンクをクリックしてe-honのページへ。






糟谷茂男の弟、篤二の昔の話第13話を載せます。

河あそび
1、ごり押し
 夏になると一日中川で遊んだ。川の浅いしょろしょろ流れには()()がいた。友達と()()()()をもっていって流れの上にそれを漬け、石や(たで)を入れて()()の隠れ場をつくった。そうして流れの下から足でじゃぶじゃぶ騒いであがると、ごりは驚いて瀬をのぼっていった。ごりののぼるのが釘をばらまいた様に見えた。そうして手ぞうけの草に逃げこんだのを引き揚げた。ごりはぐるぐるする程入っていた。

2016年6月4日土曜日

早く来た少年ジャンプ

6月4日の今日は昼頃から雨が降ってきました。

何かの手違いか6日月曜日発売の週刊少年ジャンプが

今日、4日土曜日に入荷しました。


ハンターハンターはまだ連載中です。

NARUTOの息子の話、BORUTOも面白いです。

火ノ丸相撲が連載2周年突破しました。




糟谷茂男の弟、篤二の昔の話第11話と12話を載せます。

螢と河鹿(ほたるとかじか)

 螢は籠に入れて蓬(よもぎ)の葉をやり前の小川にずぶりとつけて水をふくめた。流れにつける籠の螢の光はきらきらと輝て美しかった。
川瀬の中でヒョイヒョイと鳴く河鹿を押へつけて、前の小川にはなしたら夜はすずしくないた。河鹿の腹はすべすべとして非常になめらかであった。白い腹だった。



柏の葉

 爽やかな五月空に鯉幟が立ち四日になると僕達は山へ柏の葉をとりにいった。近くの山で丸い「さんきらい」の葉をとってそれで柏餅を作る人もあったが、それでは柏の葉のような匂ひのいいほんのりと感触ある餅にはならなかったので、さそひあって大岡山の獅子岩まで登った。薄暑い初夏の太陽のもとに若葉をくぐり抜けて岩の処まで来ると町の家はマッチ箱のように小さく見えた。そこで歌をうたったりして低い柏の木から葉をあつめた。葉は大人の手を拡げたぐらいで、縁が波のようになって甘づっぱい匂ひがした。
この青い葉を桶の中に浸してをくと五日には母がコシアンの柏餅をつくってくれた。広い葉を二つ折りにしてその中へはさんである餅、手にとると熱々としてぷうんと柏の葉の匂ひがする。葉の柔い毛が手の平にやはらかくさわって気持のすがすがしくなるような餅だった。

2016年6月1日水曜日

6月になりました。

6月になりました。 6月1日は電波の日です。

6月1日の今日は高津川の鮎釣りの解禁日なので、

さっそく川で鮎を釣っている釣り人たちをちらほらみました。

天気もよくてまさに鮎釣り日和だったと思います。

午前4時からオトリ鮎の販売が開始され、

午前5時から竿釣りが解禁されたそうです。

吉賀町内では下記の店でオトリ鮎を販売しているそうです。
(高津川漁業協同組合のページ参照。)

六日市澄川商店吉賀町六日市8210856-77-0022
七日市長藤商店吉賀町七日市5120856-78-1020
柿木
健康の里
吉賀町柿木村大野原588
0856-79-2323
原田屋旅館吉賀町柿木村柿木2920856-79-2005
エポックかきのきむら吉賀町柿木村柿木500-10856-79-2350




カスヤ書店ではアユ釣りマガジン(税込み1800円)も好評販売中です。


全国ネット書店e-honのトップページに本の紹介が載りました。





紹介した本は、


これです。 HARD THINGS

シリコンバレー拠点のベンチャーキャピタル、

アンドリーセン・ホロウィッツの共同創業者兼ゼネラルパートナーのベン・ホロウィッツによる本です。

答えがない疑問と困難にきみはどう立ち向かうか



本のソムリエのコーナーに2つもピックアップされました。

本のソムリエのフロアには全国の書店員さんがオススメする

本が紹介されているのでとても面白いです。

ブックセンターほんだ(福岡県)がオススメしている

「てにをは辞典」がとても気になります。

面白い本を探している人は是非本のソムリエフロアで探してみてください。